EURO2004 決勝

遂に決着しました。

昼間は完全にこの為に寝ていて
F1→リベルタドーレス杯、そしてこの世紀の一戦をフルで見ました

試合前に極楽・加藤と俊輔の対談
俊輔はポルトガルが2対0で勝つと予想
甘いって、案外ギリシャが1-0とかで勝っちゃうんだってとか思っていた
まさかそれが現実になろうとは・・・

試合が始まればポルトガルペース
ギリシャ戦はいつもこんな絵
だがチャンスとあればこぞってシンプルにポルトガルゴールを脅かした

試合の変わり目としてはポルトガルのSB・ミゲルが負傷退場してしまったことではないだろうか？
ゾーン＋マンツーマンでしっかり守っていたギリシャであったが、
このミゲルにだけは、対応しきっていない印象があった
丁度、初戦でもこの選手は出ていなかったのでやり辛かったのでは？

まあ代わった後でもペースはポルトガル、でも得点は出来ない
試合が動いたのは後半11分
まるで準決勝の得点シーンを思わせるような右コーナーキックからのヘディングゴール
（決まっちゃったよ、まぢで・・・）
といった印象

そこからもポルトガルは猛然と攻める
だがここまで活躍してきたマニシェ、C・ロナウド、そしてデコが全く機能していなかった。
既出のとおり、ギリシャはマンツーマンディフェンスをとっていた。
ロナウドやフィーゴのようなドリブラーが機能すれば状況は一変しただろうが、ことごとく封じられた。
トップのパウレタなんて何していたんだろうか？
それはヌノ・ゴメスになっても状況は一緒だったが・・・
徐々に時間がなくなっていき、ポルトガルのメンバーが焦り始める。
決定的だったC・ロナウドの飛び出しからの大ふかしや、
本当にプランがあって蹴っていたのかと思わせるデコのFK
ポルトガルサポーターもだんまり、逆に元気のいいギリシャサポーター
VIPシートに座っていたエウセビオの姿がまさに　(´・ω・`)ショボーン
状況は何も変わらないまま試合終了

ギリシャ優勝！！

ギリシャに負けていったフランスをはじめとした大国は、どこか楽観視していた部分があったのではないだろうか？
やられたパターンは全部一緒。
圧倒的なボール支配率、でも決まらないゴール、隙を突くように精度の高い右サイドからの攻撃
スター選手は正直ひとりもいない、でも最後の最後まで堅実で忠実にシンプルさを貫き、最後の最後まで集中を切らさず、ピンチになるような場所では決してファールを犯さない、そんなスタイルを貫き通したギリシャ
自然と祝福できますたｗ
正直、大会入るまでギリシャの選手の名前って2・3人しか知りませんでしたけどｗ

この大会は中堅に位置付けられるチームに勇気を与えた大会だった。
予選で負けてしまっていましたが
スイスやラトビアなんかは数年後楽しみだと思いますよ、ホント